オープンテラスにオリーブの樹を設置 施工例
今日は鈴木建装さまのオープンテラスへオリーブの樹を納品してきました。サンサンと太陽が降りそそぐ秋の日の午前中、海風が気持ちいい中の作業です。
海が近いので、上手く育たない樹木が多いみたいですがオリーブなら大丈夫だろうと御注文いただきました。緑があるオープンテラスにしたいそうです。
オリーブの植え替え
本来ならば3月の暖かくなる前の植え替えが理想です。秋の植え替えならば、根鉢を崩さずそっと植え替えれば大丈夫です。
1.植え替え準備
今回はオリーブの実がなるように、3品種のオリーブの樹を用意しました。開花時期が近く自然受粉しやすい、ネバディブロンコ・マンザニロ・ルッカです。
2.鉢に底土をいれます。
まずは、植木鉢の底に赤玉土中粒を5cmぐらいいれます。鉢植えのオリーブの樹は、水はけが良い土の方が育てやすいです。
3.特製培養土を作ります。
水はけが良い土にするため、赤玉土中粒と市販の花壇用培養土を1:3ぐらいで混ぜ合わせます。
オリーブ用培養土ならブレンドは不要です。
4.特製培養土でオリーブの樹を植えていきます。
5.ウォータースペースを作り、土中に空洞ができないように棒で鉢の内側面を棒で押していきます。
6.肥料と苦土石灰を周りに施します。オリーブの樹はアルカリ性の土を好むので、苦土石灰を最初に入れました。
7.オリーブの樹は根が浅いので支柱をしてから、水が下から流れてくるまでしっかり水をあげます。空洞化防止と水やりもれの防止のため十二分にたっぷりあげましょう。
このオリーブの樹が育つと、オープンテラスにも木漏れ日がそそぎ爽やかでラグジュアリーな空間が出来るでしょう。
※夏から秋にかけてコガネムシの幼虫が植木鉢の中の根っこを食べてしまいます。オルトランDX粒剤などで殺虫できるので、夏前に巻いておくと安心です。